【鮭卵】第4回文フリ京都感想

どんぶりころころどんぶりこ、こぼれ出た鮭卵ですよ。
第4回文学フリマ京都、お疲れさまでした。
弊サークルとしては初参加でしたが、多くの方にしふぼ(※サークル誌「SEAFOOD BOWL vol.1 ~海のどんぶり~」のこと。発音はマクドと一緒だと個人的に決めてます)をお手に取っていただき、大変うれしかった&ありがたかったことです。

アンソロジーを出すということで、まずはじめに思ったのが
「漫画雑誌でいうところのギャグ担当になりたいなあ」
でした。
自分、銀魂とかギャグマンガ日和とかボーボボが好きな世代でして。
あと、少女漫画雑誌にも結構、すぐケガが治るタイプのギャグマンガが載ってたりするんですが、「りぼん」とか貸してくれるお友達はね、ロマンスたっぷりの恋愛もの漫画がもちろん大好きだったんですけれど、私は真っ先にギャグ漫画を読むような幼少期だったり。
なので「よし、マトモな作品書いてくれるメンバーがこんなにいるんだもの、私は思いっきり不条理ギャグやろ」と思って、信徒ちゃんをこの度、世に放ちました。
スラップスティックコメディや不条理ギャグを、小説(文字)で果たして表現できるのか、という挑戦でもありました。

いやー、書いてる途中は、ほんっとうに、世間のプロギャグ作家さんは本当にすごいなと思いました。
シュールさとは何か、理不尽とは何か、それをどう表現するのか、みたいなことを考えすぎると哲学みたいになってしまって。
そのため、話調に理屈っぽいところが出てしまったように思うのですが、まあ、登場人物全員が不条理な存在として成立して、不条理に染まった自分の価値観に基づいて相手とコミュニケーションすることで、不条理どうしで殴り合うみたいな、かいじゅうだいせんそうみたいな感じにできたかな! とは思いますので。
良かったら電子書籍もありますから買ってカルボル教に入信しましょうね~(はあと)

会場では、素敵な本を書いてる方がいっぱいいらっしゃって、実はお昼も食べずに読んで買い歩きしたり。
そして自分の買った本や見本誌置き場で見つけた本を「おもしれえぞこれ」と赤身に見せて赤身にも買わせたり。
あっという間の時間でした。
これからも積極的に出ます、文フリ。
現在、すでに大阪文フリに酢飯と合同スペースでは在りますが、森目イクラ個人として出る準備してます。
楽しすぎたので。やっぱりいいですね、イベントはぁ!!!

あとは印刷をしてくださった、コミックモール様には多大な感謝を。すばらしい品質とお値段。
自分たちの本をカバー付きで出せるのはコミックモール様あってこそです、頭が下がります。今後ともお世話になります。

手前味噌ですが、酢飯は組版や装丁を丁寧にやってくれて、赤身はプリティー&マーベラスな絵をいっぱい描いてくれて、お疲れ様&ありがとうやで。
雲丹も仕事で多忙&ストレスフルな中でもけっして筆を折らず、書き上げてくれたので、本当にがんばったしありがとうやで。

サークル「ギルド海鮮丼」、まだまだ出したい本、作りたい本、書きたい話がいっっっぱいなので、ぜひ今後もお目もじ叶いますと幸いです。
ツイッターに最新情報(&雑談)を流すことが多いので、よろしければフォローください。チェケラッ!
それではまた、1年後もキャッキャウフフとしふぼ2の感想を書いている海鮮丼がありますように。